+++GIF問題について+++ |
GIF画像はホームページを作ったことのある人なら、知っていますよね? また、オリジナルのGIF画像を作ったことがある方も沢山いらっしゃるでしょう。 他の素材やさんがGIF問題について、記載があるのを見て「うちも作っとこうかな・・・。」 と書いてみました(笑)。間違ってたらごめんね。 |
そもそもGIF画像って何? |
ホームページ上で表現できる画像形式として、GIF画像、JPEG画像、PNG画像の3つが挙げられます。写真やデジカメで撮ったデジタルデータは膨大な容量で、ホームページ上で見るには画像を圧縮して軽くする必要があります。その為にGIFやJPEG、PNGなどの、画像を圧縮して容量を小さくする技術が生まれました。 |
GIF画像はLZW圧縮アルゴリズムというものが組み込まれていて、色数を256色に減色し容量を軽くします。写真などのフルカラーにはJPEGの方が適していますが、写真より色数の少ないイラストには断然GIF画像が適しているでしょう。おまけに背景を透明化するとどんな色の背景にも合わせられるし、アニメーションを作成する事も出来ます。 なんて便利なGIF画像。誰が考えたのでしょう? |
誰が考えたの? |
実はこのLZW圧縮アルゴリズム技術、米国の通信会社コンピュサーブ社が開発し現在はUNISYS Corporationに特許権が所有されています。 |
結局何が問題なの? |
GIF、 LZW圧縮を使用する製品を扱うコマーシャルベンダからは特許権使用料を徴集することを決定しています。(1995年からのみ)要するに、GIF画像使うならお金を払えって事なのです。 詳しくはUNISYSのライセンスに関するページを見て下さい。(→ここ) |
Microsoft Corporationは1996年9月、UNISYS
LZW特許に基づいたライセンスを取得し、その他日本国内数多くの大企業を含め千以上の企業がライセンス契約を締結しました。 このように、ライセンス契約を結んだ会社が売っている画像制作ソフトで作ったGIF画像を使っている分には問題は無いらしいです。(多分ね。^^;) |
Free Art Box の素材は全てライセンス契約を結んだ企業のソフトで作成しておりますので、問題ありません。(昔フリーソフトで作った素材は削除しました。) |
さて、ここで問題になるのがこのライセンス契約をしていないソフト。 契約していないソフトで勝手に作った場合はどうなるのでしょう? また、正規版のソフトを違法コピーしたソフトを使った場合はどうなるのでしょう?? $5000の使用料を徴収されるとか、なんとか・・・。いや〜ん、高い。 |
ですから、皆さんに気をつけていただきたいのがライセンス契約をしていないソフトを使ってここの素材を加工した場合・・・。この場合は私も保証できませんのであしからず。一応、私の素材は加工禁止という規定をしていますが、連絡を頂いて許可している場合もあるし、勝手に加工されている方もいらっしゃるようなので(笑)。ご注意ください。 |
ちょっとお勉強 |
GIFとは・・・LZW圧縮アルゴリズムというものが組み込まれていて256色までの表示が可能。色数の少ないイラストやアイコンなどのイメージを扱うのに最適です。UNISYS Corporationに特許権が所有されています。特徴として背景の透明化、インターレースGIF(読み込み途中の段階から、画像がモザイクのように徐々に出てくる。)、アニメーション(パラパラ漫画のように画像を入れ替えて表現する)などがあります。WEB上で最も使われている画像形式です。 |
PNGとは・・・高い圧縮率でラスタイメージを保存する拡張性の高いファイルフォーマット。特許的に問題なくGIFを置き換えるために提供される為に開発されたそうです。フルカラーまで対応、背景の透過やインターレースをサポートしているそうですが、使用されるようになったのが1996年からと最近のため、インターネット用のブラウザも全てが対応しているわけではありません。 |
JPEGとは・・・フルカラー(写真など色数の多い物。)とグレースケールイメージの圧縮のために設計されました。現在ではWEB上の写真画像のほとんどがJPEG形式で掲載されています。JPEGの特徴として、圧縮の度合いを調節することによって変えられるということがあります。(圧縮量を少なくすれば原画に近い表現が出来ますがその分容量は重くなり、圧縮量を多くすれば容量は軽くなりますが、画像は乱れます。)透明化や、アニメーションには使えません。 |